otoshiori音栞

「音栞」ということ

本に栞を挟むとき、栞そのものに意味はありません。薄い紙の一片が、 ページとページの間で「ここまで読んだ」「ここに戻りたい」という記憶を支えています。

音も同じだと考えています。波の音、商店街のざわめき、夜の踏切。 同じ音を聴いても、乗る感情や想起される記憶は人によってまったく違います。 otoshiori は音に意味を押し付けません。音を「栞」として差し出し、 それをどの記憶に挟むかは、聴くあなたに委ねます。

消えていく音を残す

シャッターが下りたままの商店街、廃止が決まった踏切、建て替えを待つ木造駅舎。 日本の音風景は、写真よりも静かに、記録されないまま消えていきます。 otoshiori は、そうした音をその場に立った人の一次体験の文章とともにアーカイブします。 録った日時、場所、機材、そのとき何を感じたか。音だけでは伝わらない文脈ごと残すことが、 このサイトの物語の中心です。

生成 AI による音源の生成や修復は行いません。ここにあるのは、本物の場所で録られた本物の音だけです。

オープンライセンス

自録りの音源は CC BY-SA 4.0 で公開しています。出典を示し、同じ条件を引き継ぐ限り、 誰でも自由に使えます。音風景のアーカイブは、独占するより共有するほうが長く残ると信じているからです。 外部のオープンライセンス素材を使う場合は、各ページのクレジット欄に原作者と出典を明記します。

聴きかた

すべての音源は途切れなくループ再生されます。作業のお供に、眠る前に、流しっぱなしにしてください。 複数の音を重ねたり、ノイズを薄く敷いて突発音を均したりもできます。音源一覧から、あるいは情景から、記憶に近い音を探してみてください。

音源を選ぶと、ここから流れます